日が沈む頃マラケシュに到着した。
カサブランカ、首都のラバド、フェズに続く第4の都市だ。
メディナの門に近いリヤドは少し古びており、すぐ横の空き地からサッカーをする少年たちの声が響いていた。
夜の
ジェマ・エル・フナ広場[LINK]に足を伸ばした。マラケシュ旧市街だけでなく、この空間が無形文化遺産だそうだ。大勢の人でにぎわい、ざわめく広場。
何をしているのかわからない人だかりがあちこちにできている。
アジア人は少ないので目立つのかもしれない。
何度も「ニイハオ」「ニイハオ」と呼びかけられ、娘が「ピカチュー」と答える。
屋台で夕食をとることにした。座って食事をしているのはほとんどが外国人観光客だ。
ケバブ、焼き野菜、モロッコサラダ、、おいしい?うーむ、、
6日目の朝、マラケシュの公認ガイドがやって来た。彼も資格証を下げ、きちんと質問に答えてくれる。ジャマ・エル・フナの屋台でご飯を食べたことはないそうだ。やっぱりね。
午前中、バヒア宮殿とベン・ユーセフ・マドラサ(神学校)、そしてスーク内を案内してくれた。
昼食後はさらに娘と二人、広いスークを歩き回る。マラケシュはフェズほど迷路化していないし、歩いても歩いても飽きることがない。とは言え、夕方にはくたびれて、荷物も増えて、ホテルに戻った。
翌朝、リヤド横に車がやって来た。フライト時間に合わせてカサブランカの空港へ送ってくれる。高速道路を通って、所要時間は2時間半ほど。
中身のぎっしり詰まった7日間のモロッコツアーが無事に終了した。
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