4年ぶりのミネソタ(第16次遠征隊#3)
2017-07-15


 出発前日にふと思いつき、古い新聞記事をスキャンして持って行った。最初にミネソタを訪れた時のものだ(もちろん初めての海外旅行)。1970年代のミネソタ・スター紙(現在はスター・トリビューン)が、日本からサマーキャンプにやって来た高校生を取り上げている。当時はまだ短期留学生が珍しかったのだろう。

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 その後、偶然にもまたミネソタに日本語教師として派遣され、2000年から娘と2年過ごした。その時期に知り合った何人かの友達を、親切なスーザンがブランチに呼んでくれた。16歳だったんだ、へえ。面白がってこの記事に目を通し、話が広がった

 スペリオル湖沿いの町には、70年代のサマーキャンプで知り合った友達も住んでいる。今では家族ぐるみの長い長い友達だ。
ブルミントンに2泊後北へ走った。湖を見下ろすシーニック・ドライブはMinnesota State Highway 61でもある。つまり、ダルース出身のボブ・ディランが歌った [LINK]"Highway 61 Revisited" の北の端だ。
 L&G夫妻の家には、娘といた頃にも何回かお邪魔している。今回は自分たちで2年がかりで建てたというゲストキャビン(普段はリゾートとして貸し出している)を、夫とわたしに3泊提供してくれた。ミネソタ風のログキャビン、何てステキなんでしょ。窓の外にはスペリオル湖が広がっている。テーブルにはちょうど見頃のルピナスが飾られていた。

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 ところで、"No Direction Home"の冒頭で「故郷への長い旅に出たオデッセウスのように、どこにあるかわからないホームを探し続けている」と語ったボブ・ディランだが、ダルースでは毎年 Duluth Dylan Festival が開かれている。2013年に続いて、ディランが今年も故郷を訪れるらしいと聞いた。
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