タオス・プエブロ(第8次遠征隊#5)
2009-10-17


サンタフェ2日目は、景観のよいHigh Roadを通ってTaos Puebloへ向かう。
 途中、Chimayo村にある教会で、「奇跡の砂」を手に入れることができた。どんな奇跡を起こしてくれるのか、取りあえず、思いつくもろもろの事がらを心の中で念じてみる。

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 すると、改築中と聞いていた名レストランRancho de Chimayo[LINK]がいきなり目の前に現れた、ってこれは下手な冗談ですが、おいしいですね、ランチョ・デ・チマヨ。メキシコの衣装を着たウエイトレスたちがかわいいです。

 さて、世界遺産のタオス・プエブロ[LINK]、しかし着いてみると村は稀に見る(多分)雷雨なのだった。年に300日以上は晴天だというこの辺りに、それもお祭り(San Geronimo Feast)の日に雨が降るなんて、全然奇跡じゃないよね。
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 降ったりやんだりの天気の中で、伝統の儀式が何やら(日本人の感覚では)のんびりと行なわれてゆく。体にペイントしたプエブロ族タオス・インディアンの男たちが、ストーリー性のある一定の手順の後に、高いポールに吊るされた羊を下ろすというものらしい。大勢の観客が雨に濡れながら、または出店のテントに避難しながら、儀式を見守った。

 話が飛ぶが、この2日後、ホイールライト博物館で数十年前に描かれたタオス村の絵を見た。男たちが黒白に体をペイントし羽をつけている様子は、実際に見たものとほとんど同じだった。かん高い雄叫びも、きっと何百年も伝えられてきたものなのだろう。
 私たちはたまたまお祭りの日に訪れることになったが、普段のタオス・プエブロは150人ほどの住民が暮らす静かな居住区のようだ。

 帰りは別ルートで、リオ・グランデ川に架かるゴージ橋を通った。Wikipediaによると、Rio Grande Gorge Bridgeはアメリカで5番目に高い橋として知られているそうだ。深い峡谷に目がくらむ。

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